沖縄/起業家/経営コンサルタント/ダイレクトレスポンスマーケティング

宮城哲郎

 

あなたに問題です。

ある2つの事例があるのだが、その2つの事例のうち、

どちらの方が利益を上げたと思うだろうか?

(※補足)それぞれの事例の開始時期は、ほぼ同じ、
そして利益の目安となる期間も半年で考えてます。

 

1、販促物の制作3日間、その翌日に告知して、事業開始まで2週間の事業。

2、販促物の制作1ヶ月、販促物のチェック1週間、その翌日に告知して、事業開始まで1ヶ月後の事業。

さて、あなたはどちらの方が上手くいったと思う?

少し考えて欲しい…

………

オッケー!それでは解答。

 

多分、多くの人の答えは2の「準備期間」が長い事業!

こう答えるだろうが、実は、それは不正解。

正解は、なんと発案から2週間で事業化したものが、

多くの利益を出せたのだ。

 

今回は、その理由をあなたにもシェアしたいと思う。

 

スピードこそが全て

普通に考えたら、準備もしっかりやって、

そして市場リサーチや販促物のチェックしっかりやった方が、

上手くいくと思いがちなんだが、実はこの2つの差は…

「いかに手のこんだ準備をしたか否か?」ではない。

この2つの事例のもっとも大きな差となったこと、それは…

「どれだけ早く市場に商品を出せたかどうか?」

これが理由。

 

確かに、しっかりと事前に準備して商品をリリーする事は、

素晴らしい事だし、当然の事だと思うのだが。。。

 

それでも「その準備した分だけ価値があるかどうか?」ということは、

顧客が決める事だということを見落としているのだ。

 

要するに、必ずしも売手が良いと思っているの商品やサービスを、

「顧客が欲しいと思っているか?」というとそうではないという現実だ。

 

実際に、しっかり準備した2の事業も利益を出すことは出来たのだが、

1の事業には遠く及ばない成果だったのだ。

 

2週間で準備した1の事業に関しては、そのリリース後1週間で、

顧客からのフィードバックをもらい、顧客が真に欲しい状態での変更にも成功。

 

結果的に、さらに2週間後にはより質の良い状態(顧客にとって)での販売が可能になり、

さらに1ヶ月早い段階で、顧客の声を踏まえた商品をリリーする事に成功した。

 

そして、更に、そこでもフィードバックをもらったので、またまたその1ヶ月後には、

追加された機能や声をもらった状態での商品にまで改善も実現。

 

発案から2ヶ月で、顧客からの直接の2度のフィードバックをもらった商品と、

売手だけの想像のみで、2ヶ月経ってやっとリリースする商品では、

どちらの方が利益を出せたか言うまでもないだろう。

 

まずはリリースしてみよう!

経営者という生き物は総じて、

自分達の商品やサービスに対して、「強いこだわり」を持っている。

 

確かに、それは悪い事ではないのだが、

それでも商品の善し悪しを決めるのは顧客だという、

基本原則を忘れてはいけない。

 

もしも、先ほどの事例の中で、2ヶ月かけて準備した2の事業が、

全くもって売れなかったらどれだけのダメージがあるのだろう。

 

準備を万全にするという事は、単に時間をかける事だけではない。

 

それに費やす人的なリソース、開発費なども含めると、

多くのダメージがあるはずだ。

 

だからこそ、アイディアが浮かんだら、まずは市場に出してみて、

「それが売れそうかどうか?」をテストする必要がある。

 

それで「売れそう」だと感じれば、そこでもらったフィードバックを元に、

さらに質を高めて一気に勝負をかければ良いし。

 

最悪、反応がないと思えば、

そこで辞めたって何のダメージも無い。

 

なぜなら、それにほとんど時間を使っていないからだ。

 

「完璧な商品を出したい!」

その気持ちは本当に分かる。

 

だが、自分達の思う完璧な商品よりも、

「顧客にとって欲しい商品」をリリースするということが、

ビジネスという活動においては重要なのだ。

 

だからといって、何でも顧客が望む物ばかりをつくるのも、

面白味も何も無いが。

 

それでも、その辺りの、気持ちのバランスというもをしっかりもって、

僕ら起業家はビジネスを作っていく事こそが重要だろうと思う。

 

宮城哲郎