「リスクを取った経営者だからこそ幸せになるべき」
そうは思いませんか?

なぜ今現在のワークスタイルにしたいと思ったのですか?

とにかく好きなことだけがやれる環境が欲しい!単純にそれが理由でした。でも、このようなことって多くの経営者がそうだとおもうのです。

せっかくリスクを負って起業したのにも関わらず、何かに我慢している毎日を過ごす事って本当に苦痛ですからね。

自分には趣味もあるし、やりたい事もたくさんあります。何より大切な家族との時間だって欲しいし、子供もいるのですが、まだ小さいので親としてできるだけ側に居てあげたい。

でも、多くの会社にはそれぞれの会社の決まりがあって、自分自身が自分勝手に動くことができません。だったら自分でつくってしまおう!そう思って今のスタイルにたどり着いた理由です。

プレッシャーや不安はなかったのですか?

う〜ん。全くない・・と言ったら嘘になります。僕が初めてビジネスを立ち上げた時点で、奥さんは妊娠中でしたし。人脈も、お金もありませんでしたから。

それでも、家族を養わないといけないと思っていましたし、経営者としてもしっかりしなくてはいけない。こういったことから不安やプレッシャーは確かにありました。

でも、不思議と楽しい気持ちだけは常にありましたね。それはきっと、自分が「やりたいと思って行動していたから」と思いますし、何より自分で作った仕事って、とにかく夢中になるものですからね。笑

なので、いつの間にか不安とかプレッシャーとか感じなくなって来ていました…。

もっと正確に言えば「感じる暇すらなかった」という感じでした?とでも言いましょうか。

でも、僕にもプライドがあって「俺は好きなことを仕事にする!!」なんて当時から周りに発言してましたから、それに応じた行動をしないとかっこ悪いというのもあったので必死だったのは覚えています。笑

最初から上手くいきましたか?

12675182_1019973411408455_1828017664_oいいえそんなことはありません。最初に立ち上げた会社はスポーツクラブだったのですが、これが、まぁお客さんが集まらない。笑

バイトを複数かけもちして、なんとか生活をしていたくらいですからね。でも、そんな厳しい時期でも、好きで始めたことなので、不思議と苦にはなりませんでした。

それ以上に、上手くいかない時にでも「どうやったらお客さんくるかな?」と常に前向きに考えてましたし、これも好きなことだからこそ続けられたんだと思っています。

ほら、今の人たちって「お金を稼ぐ為」だけに働いている人って多いじゃないですか。僕は、そう人を見る度に、そんなモチベーションだけでよく働けるなって思うのです。だってお金がモチベーションなんだから、お金が無い時はただ辛いだけでしょう?

他にも「安定的なお金がもらえたらそれでいい。」という人もいますが、それって本当でしょうか?安定的な収入があればどんな仕事でもやる。

それって、その仕事を我慢しながらやることが前提ですよね?

個人的に言わせてもらうと、一人の経営者として思うのはこんな人材は迷惑な存在ですし、何よりも一人の個人の意見としても「イヤイヤでやる仕事なら辞めたら良いのに?」と思います。

それよりも、人生ってたった1回しかないんだから、とにかく自分が好きなこと、楽しいことで生活していける方法を探した方が、何倍も人生が楽しくなると思うんです。

もちろん、それを実現する事は楽ではありません。でも、大変な事だとしても自分が好きでやっている事ですから「苦」にはならないはずなのです。

だから僕はこういったスタイルをとっています。変な話、明日死ぬかもしれないわけですから、やりたいことやって充実した生き方をしたいと思いませんか?

僕にとっては「毎朝、ワクワクしながら目が覚める。これが本当の充実です。」

今の仕事のスタイルはいかがですか?

すごく充実しています。時間に追われてバタバタしている時も、少し落ち着いてのんびりコーヒーを飲んでいる時も、なにかしら「次はどんな事を形にしてやろうか?」と妄想しています。笑

だから常に仕事のことばっかり考えているかもしれません。ですが、仕事というと堅く感じるかもしれませんが、僕にとっては、「仕事=遊び」みたいなものです

僕の事務所に行ったらわかると思うんですが「ザ、秘密基地」って感じです。漫画やゲームだってありますし、ジュースやお菓子もたくさんあるし、ワインがいつでも飲める状態に準備してますしカクテルだって作れます。笑

なので、毎晩「早く朝がこないかな〜仕事したいな〜作戦立てたいな〜」なんて思っています。毎朝ワクワクして目が覚めるんですが、これこそ人生の充実かな〜なんて。笑

ま、まだまだ偉そうに語るには小さい規模ですけどね。

そこに転機があったわけですよね?

そうですね…。これまではどちらかというと「自分のやりたい」をいかにしてビジネス化するかという事を集中的にやってました。

ま、これはこれで今でも変わりませんが、実は数年前に、ご縁があって沖縄では結構有名な会社の経営者の相談に乗る事があったのです。

そこで話した内容は細かくは言えないのですが、簡単に話すと…

「自分はその業界の事には詳しいけど、それだけではなかなか上手くいかない。そこである事業をたたもうと思うのだが、なぜ宮城さんは自分の専門外の事も器用に動かせるのか?不思議でならない」

という内容のものでした。

誤解が無い様にお話しすると、この会社は今でも凄く結果を出している会社ですが、単に、たたもうとする事業が僕の得意な業界だった事もありまして。

向こうから「詳しく話をしたい」という事で直接会う事になったのですが、その会話の中で感じたのが、自分の業界の事を深く知っている事と、経営というものは別物なんだと感じた事だったんです。

要するに、その会社は「経営者の力量が=業績」という状態の会社だったわけで、これはこれで物凄い事だし、当時は羨ましい限りだったのですが、そういうご縁もあり、その事業に対して少しコンサルティングをおこなったわけです。

具体的にどんな事をされたんですか?

そうですね、これも細かくは言えないのですが。まず、全ての商品やサービスの価格の見直しを行ないました。

その中で値上げを決行しないと採算が合わないという事が分かったので、値上げをする為には既存のお客様に対して指示を得られなければいけません。

その為に、既存のお客様をリサーチすることでお客様のベネフィットを導き出し、次に競合のリサーチを行なう事で「自分達には出来て競合には出来ない事」を見つけ出し、これをオファーにして値上げをお客様に承認してもらう事をやりました。

結果的に、値上げをしたからといっていなくなるお客様はほとんど存在しなかったので、値上げした分がそのまま利益となりました。金額は詳しくは言えませんが宝くじぐらいだと言っておきます。

そして、そこで「ハイ終わり」ではなく、その出た利益をベースに、次の新規のお客様がどんどん増えていくようにする為に、見込み客の獲得というプロセスに活用する為の仕組みを作りました

見込み客が増えても確実に商品やサービスを購入してもらえないと、そのお金はただの無駄金になります。

ですから、その後は購入までのプロセス、そして購入後のフォローアップまでをしっかりと作って仕組み化して、購入してくれたお客様が長く自社のお客様になってくれる様な流れを作りました。

結果的に、そのおかげでお客様の数が増えて業務が多忙化してきたので、普通なら新しくスタッフを雇う所をそのようにせずに。

人を新たに雇うことをせずとも、今いらっしゃるスタッフの数でもきっちりと運営できる様に、組織を仕組み化そ、その中で足りないリソースは雇用ではなく、専門家に外注という形で依頼をするなどしてコストを減らすことにしたのです。

最終的には、この事業は経営者がまったく関わらなくても利益を上げれる様にな事業になりました。

これまでは、1つの事業に足を引っ張られて経営者としての時間を割かれていたみたいですが、この事を期に時間もかなり空いたみたいで、その時間を活用し会社全体の事をより俯瞰的に見れる様になったので良かったとおっしゃていました。

そして、この経験で気がついたのですが…

「自分の業界の事や商品やサービスについては詳しいけど、こういった経営を仕組み化出来ずに力を発揮できていない人って他にもたくさんいるだろうな。」

そう思って、この会社を作ったのです。

やっぱり僕もそうですが、社長になる人って「自分の持っている価値で世の中の役に立ちたい」と思ってリスクを背負ってまでも起業をするじゃないですか?

でも、蓋を空けてみると自分の想いとは裏腹に、色々な問題に直面してなかなか【自分の強み】に力を注ぐ事なんて出来ません。

だったら「その為の仕組みを作って社長本来の仕事に専念しましょうよ?」というのがうちの会社のメッセージですし、社長が力を最大限に発揮できるという事は会社の成長にも繋がります。

それは結果的に、会社を支える社員の幸せにも繋がるのです。

何より、せっかくリスクを取ってみんなの為に頑張っている人が不幸であるのは嫌ですからね。

他にはどのような活動をされていますか?

160523-0001今取り組んでいる事業のひとつがコーヒー農園!これがまた面白いんですよ。日本でコーヒーが作れるって、知っていま したか?

実は僕の住んでいる沖縄ではコーヒーベルトに近い緯度にあり、沖縄でなら日本産のコーヒーができる!そう思ったんです。

ただ、課題もまだまだ多くて。台風の多い地域でもあるので、その台風対策をどうするか。これを今大きな課題として取り組んでいる最中です。

これがクリアできれば、安定的な生産ラインが出来上がるかな?と思っていますし、まぁ、長期的な視野で楽しみながら取り組んでいますので、いつか僕のコーヒーを飲みに来て欲しいですね。笑

あと、コインランドリービジネス!これは奥さんの実家から経営を受け継いだんですが、これがまた大きな可能性が秘めていて結構利益になるんですよ。生活に直結するビジネスは、変動が大きくはないですから仕組みの作り方によってはバケるビジネスです。

今は、ワンルームだったコインランドリーを2部屋に分けて、主婦が習い事をできるような空間スペースとドッキングできれば面白いかな?と思って、その工事を手掛けてます。

もちろん経費削減のために僕の会社のスタッフがそのまま工事スタッフになるという感じですが。笑

全部ある物を有効活用してビジネス展開が出来る?

そうですね、そんな難しいことではないと思います。

今ある資源を、どうにかそのまま活かす方法はないか?と考えるだけです。あとは、その作ったビジネスが、自分でも負担なく回せるかどうか?を基準にしている感じです。

自分がしんどくなるくらいなら、どうせ長続きしませんし、もっと別の良い方法を探す方がいいですからね。

今はまだ妄想の段階ではあるんですが、コンテナハウスの建築事業なんてできないかな?とかも考えています。

コンテナハウスって、海外じゃ安くでできる家としてポピュラーなんですが、日本ではまだまだ目新しいですよね。

だから、中国かシンガポールから安くでコンテナを仕入れて、あ、でも運送料を考えると日本とそんなに変わらないという話もありますが、そうやって仕入れたヤツを施工会社や建築会社とジョイントベンチャーして、僕はそのコンテナハウスで街を作りたいんです。

コンテナタウン・・・的なヤツです。オシャレそうですよね?

美容室も、カフェも、塾も、スクール教室も、オフィスもぜーんぶコンテナハウス!夕暮れには海沿いでみんなでビール飲んだりね。

そういう事を考えるだけでワクワクしますし、その為に今、寝る間も惜しんで働いてる感じです。笑

「ビジネスを仕組み化する」これって具体的にどうい事ですか?

そうですね、これまでスポーツに始まり、教室系ビジネスを立ち上げたり、コンサルタントとしてのビジネスをしたり、ホームページ制作事業に広告代理店、イベント業、飲食店と、とにかく自社・他社問わず色々な分野のお仕事に携わりましたが、これら全てある程度きちんとしたプロセスを作る事が重要だと思うんです。

例えば、ある事業をはじめるとした時に、まず、その事業で提供する商品やサービスに「どんな特徴」があって、その特徴が「どんな人に喜んでもらえるのか?」を考察するんです。

そうすると、その事業でどうやって収益をあげるのか?ということがある程度見えてきますよね?

その後、それを具体的に形にする為に、「ターゲットは誰にするのか?」とか、「マーケティングメッセージをどう作るか?」とか、「どんなメディアを活用して宣伝するか?」という感じで1つずつ具体的にしていきます

その上で、商品やサービスに興味がある人を集める活動をします、いわゆるマーケティングです。

次に、その興味のある人達に商品やサービスを購入してもらい購入してもらった人達に再購入してもらう為の販促活動をおこない、お客様と長く関係を築ける様な状態までを目指します。

その基本的なスキームを基に、それぞれの業種に応じて使用するツールを変えたり、顧客に応じてメディアを変えたりしながら形にしていくわけです。

そういう過程を踏むとある程度形になりますので、それを自分の持っているリソースにあわせて拡大するかどうかの判断をするのです。

ま、とは言ってもあまり大きくしすぎるのは僕はあまり好んでいません。自分がコントロール出来る規模の大きさで、価値観の合うパートナーと一緒になって色々なビジネスを今後もどんどん作っていくことに、今は楽しみを覚えています。もちろん、「今は…」ですが。笑

突然、気が変わって「上場目指すぞ!」なんて言い出すかも知れませんし、その辺りは楽しみにしていてください。

それをたくさんの人達を巻き込んでやること

まさにそうです。

僕の会社では「ビジネススクール」もやっているのですが、その中からパートナーとして一緒にビジネスをしている人もいます。

僕は不器用なので、なんでもできる器用さはありませんし、WEB制作事業やデザイン事業、広告代理事業なんかはまさにそれにあたります。

なので、手なことは得意な人に任せて、自分は経営者として売れる仕組みを作る事に集中しています。

でも、本来、経営とはそうあるべきですよね?それぞれの分野の専門家で集まったら、一緒に大きなことができないかな?と思って、パートナー制度もつくりましたし、最初は「私なんて・・・」という人が9割なのですが、今では人前でガツガツしている人たちばかりです。

僕なんかたまに「ポツン・・・。」と取り残された感がある時ありますからね。

そのくらい、ビジネススクールのパートナーさんたちは頼もしい方ばかりです。これからはもっともっとたくさんの分野のパートナーさんと一緒につくっていきたいですし、それと比例して活動規模も大きくなる事でしょう。

今後の展開は?

13441918_1110979215641207_1241839271_o今後はもっと大きいプロジェクトにも挑戦したいと思っています。新たなクラブを設立したり、街を作ったり、海外法人とJVしたりと。

僕が最初の会社を設立した時の目標があるんですが、それが、2020年までにスタジアムを作ること。

今は僕のビジネスパートナーであり、実の弟でもあるTASKと一緒になってにうごいていますが、彼がハードを固めて、僕がソフトやビジネスモデルを充実させるという事を意識してやっています。

こういった形でスタジアム構想に着手しているので、今後はそれを中心に活動をしていきたいですね。

この様に、僕らの理想とするまちづくりが実現するのかと思うと、ワクワクがとまりませんし、そのほかにも必要なことはたくさんあります。だからこそ、多くのパートナーさんと協力して、こういったことを手がけていきたいと思います

 

 プロフィール

元プロサッカー選手として活動し国内外でプレー。帰国後、「スポーツで街を元気に!」を合言葉にしたクラブサンビスカス沖縄を設立。クラブ設立と同時に、トップチームサンビスカス沖縄FCを結成。選手・監督・社長という顔を持ちながら、自身の好きな事に没頭できる環境を作る事にフォーカスしたライフスタイルを実現。

2014年には、FIFA公認の東アジア国際大会にて、選手兼監督として参戦し、見事初代王者に輝く。同年、スポーツビジネスに特化した会社である、株式会社サンビリーフを設立。「好きな事で生計を立てるための方法」を、講演会、セミナーなどを中心に、これまでにおよそ700名以上の方々へその方法を伝える。

そして、自身が最もこだわりを持っている「実業家」としての活動では、スポーツクラブ経営。教育産業、広告代理店、飲食店、文化観光支援、農業プロデュースなど、自分の興味のある事を全て仕事として設計し、幅広い分野でマルチに活動している。